【誕生石】1月はガーネット
目次
おはようございます。
ちょっとバタバタしており周回遅れ気味ですね…
この記事起こしたのが2月頭だったような(;´・ω・)
さて、1月の誕生石はガーネットです。
赤いし7月のルビーとなんとなく被るなぁ~と思ったでしょう…?
しかしどちらかというとトルマリンやサファイヤと被るんですこれ。
調べたら青を除いて40色以上あるとか。
宝石言葉は「真実」「情熱」「友愛」「繁栄」「実り」「忠実」「貞操」「勝利」…
どれも聞いたことあるような無いような。
これもかぶって…
…貞操?
ガーネットといえば
オーソドックスなのは赤です。
赤黒いというか暗いというか深みのある赤のイメージがあって、色だけなら「これがルビーだったらなぁ」と思うことも。
すべての大陸で見つかるため広く普及しており、長い歴史もあり、みんな大好きエジプトのファラオも着用したとか!
やっぱり赤だよな~と思いながら調べていると、気になる記述が。
「ガーネットは結晶構造は同じでも化学組成が違って近縁種は20種類以上」と。
・・・40色以上とか近縁種20種類以上とかそれホントに同じ括りでいいの?
化学組成は全く違うアルファベットが並んでますし結晶の見た目も違うのに…?
定番の赤、希少性の緑
やっぱり色んな色があると、その価値も色によりさまざま。
最も珍しく価値が高いのが「デマントイドガーネット」と呼ばれる緑のガーネットです。
デマントイドとは「ダイヤモンドのような」という意味のオランダ語だそうで、つまりそれほどまでに強くキラキラと輝くわけでございます。
ペリドットとよく似てまして、物によっては鑑別機材がないと見分けつかないかもしれません。
良い色だぜえ~
もう一つの緑
同じ色味なのに違う宝石名なのが「ツァボライト」です。
チャットGPTでは描き分けが難しいレベルです。
デマントイドガーネットよりも緑が深く、エメラルドと見間違うような印象があります。
透明度が高くインクルージョン(内包物)が無いので合成エメラルドか!?と思うかもしれません。
そしてこの宝石がタンザナイト同様ティファニーが名付け親というキャッチーなエピソード持ち!
ただ、残念ながら中古市場における価格にはあんまり反映されていないです。
そもそもデマントイドガーネットも「ガーネットの中では最も希少価値が高い」というだけで、飛び抜けて高いものでも1Ct辺り20-25万円くらいです。(中古市場の相場です)
いや、実際はものすごい事ですし、ルビーやエメラルドでもこれだけの値段がつくものはなかなかお目にかかれないんですが…
希少性と釣り合わないのはなぜでしょう。
鉄礬柘榴石?
てつばん。
アルマンディンガーネットはよくイメージする赤です。
苦礬柘榴石
くばん。
パイロープはやや鮮やかな印象。
満礬柘榴石
まんばん。
すぺっさるてぃんはオレンジっぽいです。見たことない。
灰鉄柘榴石
かいてつ・・・は読めるか…。
アンドラダイトは茶色っぽいんですが、デマントイドガーネットはこの分類になります。
クロムを含んだ変種だそう。
森本ザクロとか加藤ザクロとか調べれば調べるほどホントに同じ括りでいいのかと。
ちなみにツァボライトは灰礬柘榴石です。
灰礬…はもう読めますね?
まとめ
思いのほか複雑だった…
なんで1月はガーネットだけなんだよぉ…