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ブランデー買取の基礎知識

皆さん、こんにちは。

最近、ウイスキー・ブランデーのお買取りが増えてきています!本当にありがとうございます!!

今回はブランデー買取の基礎知識について簡単ではありますが、ブログを書かせていただきました。

こちらを読んでいただければ、ご自宅にあるブランデーの買取について知るちょっとした手助けになるかもしれません。是非最後までお付き合いください。

そもそもウイスキーとブランデーの違いは?

ウイスキーとブランデーは、どちらも蒸留酒ですが、原料、製造方法、そして熟成プロセスにおいて異なる特徴を持っています。

原料 ※ここが違いのポイントです

  • ウイスキー:主に穀物(大麦、トウモロコシ、ライ麦、小麦など)を使用します。特にスコッチウイスキーでは大麦が、アメリカンウイスキー(例:バーボン)ではトウモロコシが主要な原料となります。
  • ブランデー:ブドウを主原料としますが、リンゴや洋ナシなど他の果物を使用する場合もあります。コニャックやアルマニャックはブドウを原料としたフランスのブランデーです。

発酵

  • ウイスキー:原料が穀物類であり、糖分がほとんどありません。そのままでは発酵させることが出来ない為、麦芽を使ってデンプンを糖に変えてから発酵させます。
  • ブランデー:原料が果物であり、糖分を多く含んでいるため、糖に変える工程は必要ありません。そのまま発酵させます。

蒸留

  • ウイスキー:ウイスキーは通常、連続蒸留機かポットスチル(単式蒸留機)を用いて蒸留されます。穀物から作った麦汁を発酵させ、アルコール度数を高めるために蒸留します。スコッチウイスキーの場合、2回蒸留することが一般的ですが、アイリッシュウイスキーでは3回蒸留することがあります。
  • ブランデー:ブランデーは、コニャックとアルマニャックで蒸留の仕方が異なります。コニャックは発酵させた果物のワインをポットスチル(単式蒸留機)で2回蒸留することが多いです。これにより、雑味のない上品な味わいになります。アルマニャックは半連続蒸溜機を用いて1回の蒸留で造られます。蒸留回数が少ないため、コニャックと比べてワイルドで野生的な味わいになります。

お買取りポイントその①!!

コニャック地方で造られたブランデーを「コニャック」、アルマニャック地方で造られたブランデーを「アルマニャック」といいますが、コニャックの方がアルマニャックよりもお買取価格は高い傾向にあります。

また、コニャック地方は大きく6つの地域で構成されており、商品によって多少前後はありますが、買取価格の高い順は一般的に「グランド・シャンパーニュ」→「プティット・シャンパーニュ」→「ボルドリ」→「ファン・ボア」→「ボン・ボア」→「ボア・ゾルディネール」となります。

熟成

  • ウイスキー:ウイスキーは主にオーク樽で熟成されます。熟成期間は、製品によって異なりますが、バーボンウイスキーの場合は新しい焼き樽で、スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーの場合は使用済みの樽が使われることがあります。熟成期間中にウイスキーは色と風味を樽から吸収します。
  • ブランデー:コニャックやアルマニャックのような高品質のブランデーの場合、特定の地域で生産されたオーク樽を使用し熟成させることが法律で定められています。ブランデーは熟成年数によって「ランク」(ブランデーの熟年年数を表す符号)で表されます。

お買取りポイントその②!! 

やはり手間隙かけて造られているものほど高価なものになりますので、熟成年数が長いほど価格は高くなります。ブランデーでは一般的には下記の順番で買取金額が高くなります。お手元にブランデーがあったら是非ご確認ください。

安価 .O. → V.S.O.P → ナポレオン → X.O. → エクストラ 高価

おまけ:ウイスキーとブランデーの名前の由来

  • ウイスキーの名前の由来は、ゲール語の「ウィスケ ベハ」(uisce beatha)から来ています。この言葉は、「生命の水」という意味です。これは、ウイスキーがもともと薬として使用されていたことを反映しています。時間が経つにつれて短縮され、最終的に英語の「whisky」(スコットランドではこの綴り)または「whiskey」(アイルランドおよびアメリカではこの綴り)になりました。
  • ブランデーの名前の由来は、オランダ語の「ブランデヴァイン」(Brandewijn)から来ています。これは「焼かれたワイン」を意味する言葉で、蒸留によってアルコール度数を高めたワインを指します。16世紀にブドウの不作が続いたことでワインの品質が低下したため、長時間の輸送をした際にワインの味の劣化が目に付くようになり、これを避けるために、ワインを蒸留して運ぶことになりました。元々は目的地に到着した後に再び水で薄めるつもりでしたが、味が良く、ワインよりもアルコール濃度が高いため、1度に飲む量が少なく済むことから、結果的に輸送コストが下がり、酒税も安く済むというメリットがあったことで世界に広まりました。

 

 

皆さんいかがでしたか?簡単ではありますが、ご自宅にあるブランデーについて知るお力に少しはなれたでしょうか?

質屋鈴木ではウイスキー・ブランデーの買取を行っております。

お買取りの問い合わせの際に、ラベルに記載のあるメーカー名とランクを一緒に教えていただくと、査定がスムーズにいきます。

もしも、自分ではよくわからないという方は無料のLINE査定で画像を送っていただくと、査定金額をお伝えすることが出来ますので是非ご利用ください。https://78suzuki.co.jp/line/▶質屋鈴木のLINE査定

お酒が沢山あるという方、出張買取も可能ですので是非一度ご相談下さい。

買取実績にもお酒の査定時のポイントや豆知識も載せさせていただいておりますので是非そちらもチェックしてみて下さいね。

【出張買取】ヘネシー ノスタルジー・ド・バニョレ 700ml 古酒 ブランデー

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最後までお付き合い頂きありがとうございました。

この記事を書いた人

清水 涼平

清水 涼平

2023年より入社しました清水涼平と申します!
元薬剤師です!質屋で薬剤師という経歴も珍しいと思いますが、元薬剤師ならではの視点でお客様と接することで何かお役に立てればと思います!

そしてこれからはプロの鑑定士として全力で取り組んで参りたいと思いますので今度ともよろしくお願いします!

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