皆さまこんにちは　質屋鈴木のスタッフＩです。

キラキラ輝くのもと言ったら、皆さまは何を思い浮かべますか？

クリスマスイルミネーション？

ダイヤモンド？

ワインラバーの私が真っ先に思い浮かぶのは

そう、シャンパンです！

グラスの底から立ち上がるきめ細かい泡…

ずっと見ていられますよね。

という事で、今回はシャンパンについて書かせていただきます。

シャンパンについて

どんなワインなの？

フランスの北東部、シャンパーニュ地方で瓶内二次発酵によって造られるスパークリングワインの事です。

主要品種は、黒ブドウのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ白ブドウはシャルドネの3品種。

他にも　ピノ・グリ、ピノ・ブラン、プティ・メニエ、アルバンヌがあります。（カタカナ多い……）

黒ブドウを使っていてば、ブラン・ド・ノワール

白ブドウのみだと、ブラン・ド・ブラン　と呼ばれます。

他には、白ワインに赤ワインをブレンドしたり

黒ブドウからロゼの色合いを抽出して造られるロゼもあります。

どうやって造られるの？

ブドウを収穫後、ブドウ果汁を発酵させ、調合、瓶詰までは普通のワインと同じ工程ですが

これからがシャンパン独特の製法です。

瓶内二次発酵(シャンパーニュ方式)　瓶内の酵母が糖を分解し、アルコールと炭酸ガスを発生させます。

1. 熟成
   澱と共に寝かせます。
   ・ノンヴィンテージ：瓶詰より15ケ月
   ・ヴィンテージ：瓶詰より3～5年
   ・プレステージ：瓶詰より5～7年
   上記のように寝かせる事が決められています。
   熟成期間が長くなればなるほど香りが豊かになり、きめ細やかな炭酸ガスが液体に溶け込むようになるんですね。
2. 倒立
   ピュピトル（澱下げ用の専用台）に瓶口を下にして並べ澱を溜めていきます。（逆立ち！）
3. 動瓶
   毎日瓶を1/8づつ回転させて瓶口に澱を集めます。（ぐるぐる）
4. 澱抜き
   瓶口を冷却液で凍らせてから栓を外します。
   その時に瓶内のガス圧で溜まっていた澱の部分だけが飛び出すので澱を取り除く事ができます。（スッポーン！！）
5. リキュール添加
   リキュ－ルを入れて、澱抜きの時に少なくなった液量を補い甘辛度を調整します。
   ブリュット（辛口）が一般的ですかね…
6. 打詮
   コルクを打って、ミュズレ（耐圧用の針金）で固定します。
7. ラベリング
   ラベルを張って出荷準備完了です！！

シャンパンとスパークリングワインの違いは？

シャンパンと呼べるのは、シャンパーニュ地方で瓶内二次発酵で特定のブドウを使って

造られたものだけです。

シャンパーニュ地方以外で造られている瓶内二次発酵のスパークリングワインは

クレマンと呼ばれます。

フランス以外だと

イタリア　フランチャコルタ

スペイン　カヴァ

が瓶内二次発酵で造られたスパークリングワインです。

シャンパンあれこれいかがでしたか？

これだけ手間暇をかけて造られていれば、お値段も高くなって当然ですよね。

普段はなかなか飲めませんが、これからのシーズン　クリスマスやお正月などの

特別なイベントの時に少し奮発してシャンパンを楽しんではいかがでしょうか？

ちなみに最近飲んだものでは、エンクリのグラン・ロゼ　が爽やか＆フルーティーで美味しかったです！

このシャンパンが好き！とか、これ飲んでみた～い！ってのがありましたら

また教えて下さいね！

最後までお読みいただきありがとうございます。

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